アフリカ第2の産油国がOPECを脱退

アンゴラ、16年間の加盟から脱退へ

21 Dec, 2023 14:55
RT

ディアマンティーノ・アゼベド石油相は24日、アンゴラが石油輸出国機構(OPEC)を脱退すると発表した。

2007年にOPECに加盟したアフリカのアンゴラは、日量約110万バレル(OPEC全体では2800万バレル)の石油を生産している。

地元通信社ANGOPの以前の報道を確認し、同大臣は「軽々しく決めたことではない-時が来たのだ」と述べた。

ブルームバーグの報道を引用し、アゼベド大臣は「この組織における我々の役割は関係ないと判断した」と付け加えた。

今回の動きは、夏にアンゴラが2024年の生産枠の削減を求められたことから始まったOPEC指導部との意見の相違を受けたものだ。先月開かれた最新のOPEC総会では、アンゴラの現在の生産量を下回る日量110万バレルの割り当てが課せられた。

アゼベド大臣は、OPECの決定に抗議した。「これが実現しない場合、我々は冗長な存在となり、この組織にとどまる意味がなくなってしまう」と述べた。

アンゴラはナイジェリアに次ぐアフリカ第2位の産油国である。ブルームバーグによると、アンゴラの原油生産量は過去8年間で約40%減少し、日量約114万バレルとなった。

近年、カタール、インドネシア、エクアドルなど、さまざまな理由でOPECを脱退した加盟国がある。

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