「タッカー・カールソンは危険な男だ」-プーチン大統領

アメリカ人ジャーナリストはインタビューのために予想外の戦術を選んだと、ロシア大統領が述べた。

RT
14 Feb, 2024 21:25

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は水曜日、Xの司会者タッカー・カールソンが先週のインタビューで意表を突いたことを認めた。

最終的なインタビューは2時間に及び、数億人が視聴した。その前に、カールソンはプーチンとまったく話さなかったこと、そしてその後、ロシア大統領にあることを尋ねなかったことを批判された。

プーチンは、モスクワで開催された『未来技術フォーラム』の傍らで、ジャーナリストのパヴェル・ザルビンにこう語った。「あなたのカールソン、彼はあなたの同業者なのだから、私はあなたのものだと言っているのだが、彼は危険な男だ。」

「彼は攻撃的で、鋭い質問をしてくると思っていた。私はその準備ができていただけでなく、それを望んでいた。しかし、彼は違う戦術を選んだ」とプーチンは説明した。

カールソンは結局、プーチンの歴史への長い脱線を辛抱強く座視し、「準備していたことをする機会を与えてくれなかった。率直に言って、私はこのインタビューで十分な満足を得られなかった」とプーチンは語った。

プーチンは、西側諸国からのインタビューに対する反応について、西側諸国の指導者たちがプーチンの発言に注目し耳を傾けたことは良いことだが、プーチンの言葉を捻じ曲げる必要性を感じたことは悪いことだと述べた。

カールソンが西側諸国で報復を受ける可能性はあるかと尋ねられたロシア大統領は、ウィキリークスの発行人ジュリアン・アサンジが英国の刑務所に「まだ座っている」と指摘した。

アメリカはアサンジが国家機密を暴露したことを非難しようとしているが、カールソンに罪を着せるのは難しい。このような迫害は、カールソン自身にとっては確かに悪いことだが、世界にとっては良いことだ。アメリカの支配層が体現する「自由民主主義独裁」の素顔が明らかになるからだ、と大統領は結論づけた。

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