「ワシントンはイランがイスラエルへの報復を『調整』していると考えている」-ポリティコ

テヘランはアメリカの報復の可能性を考慮している、と当局者が同ニュースに語った。

RT
12 Apr, 2024 09:53

イスラエルによるダマスカスの領事館への空爆に対して、アメリカはイランがワシントンの反応を恐れて報復を控えめにすることを期待している、と情報筋がポリティコ紙に語った。

アメリカ政府は、4月1日の事件に対するイランの反応は「いつもより大きい」だろうと考えているが、ワシントンの反応を刺激するほどには大きくない、と同ニュースは2人の匿名のアメリカ政府関係者の話を引用して木曜日に伝えた。

ある情報筋は、イラン側は「手の内を明かさないように調整中だ」と語った。

しかし、情報筋は、テヘランの潜在的な行動がアメリカの反応を引き起こす可能性があるかどうかはわからないと認めた。

イスラエルがシリアにあるテヘランの外交使節団を攻撃したことで、イラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)の隊員7人(うち将官2人)が死亡した。最高指導者ハメネイ師は今週、イスラエルは「罰せられなければならないし、罰せられるべきだ」と宣言した。

欧米の報道では、2週間近く前からイランの対応が間近に迫っているとされてきたが、ラマダン(断食月)が終わるのを待っているとの見方もある。ハメネイ師の発言は、イラン人がイード・アル・フィトル(イスラム教の断食月が終わる日)を祝った水曜日になされた。ポリティコは、テヘランは今週末、ドローンとミサイル攻撃という形で動き出す可能性が高いと述べた。

在イスラエル米国大使館は木曜日、安全保障環境は「複雑」で予測不可能であるとして、市民に警告を発した。米国人に対し、大規模な集会や警察の出動が多い場所を避けるよう呼びかけた。

外交官とその家族は、テルアビブ、エルサレム、ベエル・シェバ地区以外への個人的な外出を制限されている。米政府職員のエルサレム旧市街とヨルダン川西岸地区への訪問は、予告なしに禁止される可能性があると大使館は警告した。

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